【感想】日本科学未来館(お台場)

「科学館って、子供が行く場所でしょ?」 もしあなたがそう思っているなら、お台場にある「日本科学未来館」は、そのイメージを鮮やかに覆してくれるはずです。
ここは、最先端の科学技術を、ただ眺めるのではな「体験」できる場所。 私自身、常設展だけでも時間が足りなくなるほど夢中になってしまいました。大人になった今だからこそ、心から楽しめる知的なエンターテイメント空間です。

目次

施設情報

施設名:日本科学未来館(miraikan)
所在地:東京都江東区青海2-3-6
開館時間・休館日:
・開館時間:10:00〜17:00(入館券の購入および受付は16:30まで)
・休館日:火曜日、年末年始(12月28日~1月1日)
 ※施設保守のため臨時で休館日を設ける場合があります
 ※祝日、春・夏・冬休み期間等は火曜日も開館する場合があります
入館料:
・常設展:大人 630円
 ※それ以外の入館料は日本科学未来館のHPでご確認してください。
アクセス:
・新交通ゆりかもめ 「東京国際クルーズターミナル駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
・東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
HP:https://www.miraikan.jst.go.jp/
※訪問前に公式サイトで「特別展」や「ドームシアター」の情報をチェックしていくことを強くおすすめします!
来訪日:2023年8月

どんな場所?(概要)

地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」が象徴的な、日本が誇る最先端の科学館。ロボット、宇宙、地球環境、生命、そしてインターネットまで、私たちの暮らしを支える科学技術の「今」と「未来」に、触れて、考えることができます。

ネタバレなしの魅力3つのポイント

1.「子供だまし」一切なし!大人こそ考えさせられる深いテーマ

未来館の展示は、決して「子供だまし」ではありません。「アナグラのうた」のような空間情報科学をテーマにした哲学的な展示や、「セカイは微生物に満ちている」といった私たちの価値観を問い直す展示など(※これらは過去の企画展)、大人が本気で考え込むような深いテーマが満載です。

2.「インターネット」を、ボールで体験!?

常設展で特に感動したのが「インターネット物理モデル」。私たちが普段何気なく使っているネットが、目に見えない「0」と「1」の信号(白と黒のボール)でどうやって情報を伝えているのかを、視覚的に体験できます。タワー(ルーター)を経由してボールが相手に届く様子は、まさに目からウロコでした。

3.圧巻の宇宙体験「ドームシアター」(※要予約)

今回は体験できませんでしたが、もう一つの目玉が「ドームシアター」。全天周の立体視映像で、宇宙や地球の壮大な物語を体験できるそうです。こちらは常設展とは別料金&事前予約がほぼ必須なので、行くと決めたら真っ先に予約することをおすすめします。

こんな人におすすめ

  • 科学の「なぜ?」に純粋にワクワクしたい
  • デートでいつもと違う、知的な体験がしたい
  • 「子供の頃に行ったきり」という、すべてのかつての子供たち
  • ロボットや宇宙、最先端技術にロマンを感じる

※この先は、私の個人的な体験と感想です。

【感想】ネットワークの勉強で挫折した私へ

常設展の「インターネット物理モデル」を体験した時、昔の自分を思い出しました。
かつて私はネットワークの勉強をしようとして、データのやり取りがどうしてもイメージできず、何度も挫N折した経験があります。「もしあの時、この展示に出会っていたら…もう少しネットワークのことが嫌いにならずに済んだかもしれない」と、本気で思いました。
難しい科学を、こんなにも分かりやすく、楽しく「体験」させてくれる。それが未来館の最大の魅力だと感じます。
今回は常設展だけでも時間が足りませんでしたが、次は「特別展」や、リベンジで「ドームシアター」も絶対に観たいです。大人が一日中楽しめる、最高の場所でした。

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