【感想】映画ラストマン FIRST LOVE

ドラマで積み重ねた時間が、映画の終盤で静かに報われる一本でした。

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作品情報

タイトル:
監督:平野俊一
脚本:黒岩勉
主なキャスト:福山雅治、大泉洋、永瀬廉 ほか
上映時間:127分
劇場公開日:2025年12月24日

あらすじ

どんな事件も必ず終わらせる最後の切り札・ラストマンの異名を持つ全盲のFBI特別捜査官・皆実広見と、警視庁捜査一課の護道心太朗。
数々の難事件を解決してきた無敵のバディは、ある事件のために北海道へ。
そこで出会ったのは、皆実の初恋の人、ナギサ・イワノワ。世界的な天才エンジニアであるが故に謎の組織から追われていた彼女は、命の危険を感じアメリカへの亡命を希望していた。
皆実と心太朗は、護道泉やFBIから新たに派遣されたクライド・ユン、CIA、北海道警の合同チームと共に事件に挑むが、内通者によって情報が漏れ襲撃を受けてしまう。
絶体絶命のピンチに陥った二人は果たして、愛する人を守り、事件を解決することができるのか―!?

ドラマの続きとして、映画ならではの広がり

ドラマ版を見ていたこともあり、登場人物それぞれの背景が自然と胸に入ってきました。
もちろん初見でも理解しやすい構成ですが、積み重ねた関係性を知っていると、感情の厚みが少し違って感じられます。

映画では舞台が広がり、映像もアクションも一段スケールアップ
福山雅治さんと大泉洋さんのバディ感は健在で、軽快なやり取りが心地よいリズムを生んでいました。

映像が呼び起こす、過去の時間

特に印象に残ったのは、学生時代の記憶の映像です
言葉を重ねるよりも、映像の連なりが二人の時間を語っていて、静かに感情が追いついてくる感覚がありました。

若き日の広見とナギサを演じた俳優陣のまなざしや距離感がとても瑞々しく、その積み重ねがあるからこそ、ラストに向かう流れが自然に胸に響いたように思います。

バディものと、初恋の物語が重なる場所

本作は捜査やアクションの爽快感だけでなく、「かつて大切だった人の記憶」が物語の軸として静かに流れています。

軽やかに進む場面と、ふと立ち止まらせる場面の切り替えが心地よく、バディ映画でありながら、個人の過去にそっと触れる時間も用意されていました。

すべてを強く語りすぎないところが、この作品らしい余韻だと思います。

こんな人におすすめ

・ドラマ版「ラストマン」を最後まで見ていた人
・バディものが好きだけれど、感情の余白も欲しい人
・映像で過去と現在が交差する物語に惹かれる人

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