2025年も残すところあとわずかとなりました。 私にとって今年の最大の出来事は、このエンタメ案内所「Notasentia」を開設したことです。作品に触れた感動を言葉にする場所を持てたことは、何より大きな一歩でした。
スローペースな更新ではありますが、2025年は映画8本、舞台4本の作品に出会うことができました。2026年はさらに多くの「面白い!」を皆さまにお届けできるよう、少しずつ更新を増やしていきたいと思っています。
本日は、2025年に私が鑑賞した作品の中から、特におすすめしたい映画ベスト3をご紹介します。
第1位:『教皇選挙』
序盤は、亡き教皇から厚い信頼を寄せられていた主人公・ローレンス枢機卿が、選挙(コンクラーヴェ)を執り仕切る裏で、有力候補者たちの衝撃的なスキャンダルを調査していく……そんなスリリングなサスペンス要素に一気に引き込まれます。
しかし、物語が後半に進むにつれて、それは単なる犯人探しではなく、「人間の業の深さ」や「信仰の真価」を問いかける重厚な人間ドラマへと変貌を遂げます。その緻密な構成と、最後に待ち受ける展開には思わず息を呑みました。 また、実際に「教皇選挙」が行われる際の、伝統と格式に彩られた儀式の裏側を垣間見ることができ、その圧倒的な臨場感にも驚かされました。
第2位:『落下の王国』
世界遺産を背景にした、石岡瑛子さんによる圧倒的な衣装と色彩。「これは絶対に映画館の大きなスクリーンで観るべき」と確信させる、圧巻の映像体験でした。 空想の物語と現実の病院での日々が交互に進む構成は、劇中の少女と同じようにワクワクし、時には胸を痛め、最後には心が温かくなる……そんな魔法のような時間を与えてくれます。
第3位:『フロントライン』
2020年、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」で発生した新型コロナウイルスの集団感染。あの時、ニュースの向こう側で何が起きていたのか。最前線で未知の恐怖に立ち向かった医師や看護師たちの闘いを描いた実話です。 当時、断片的にしか知らなかった出来事が、まるで自分もその場にいたかのような臨場感で迫り、深く考えさせられました。
2025年 鑑賞ログ
映画:8作品
01月:『室町無頼』
04月:『教皇選挙』
05月:『岸辺露伴は動かない 懺悔室』
06月:『フロントライン』
09月:『ブラックショーマン』
11月:『落下の王国』
12月:『幕末伝』、『ラストマン -FIRST LOVE-』
舞台:4作品
03月:『平家物語 -胡蝶の被斬-』
06月:『真改 藤堂平助 篇』
10月:『ハリー・ポッターと呪いの子』
12月:ミュージカル『薄桜鬼』HAKU-MYU LIVE 4
